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2011年02月23日
[ 02 私の仕事 | 03 プライベート ]
奇跡の国タイ⑤〜iPhone紛失!タクシーとの交渉、そしてついに!〜
(①茫然自失 、②hotspotを探せ、③一人じゃない、④カーチェイス! を先にどうぞ。)
「
ミツカッタ。
ゲンチャン、バイク、イッショ、イッタヨ。」
英語で聞いたんだか、日本語で聞いたんだか、私くし、興奮していて覚えていないんですが、とにかく彼女は身振り手振りを交えて、そのように私に伝えてくれたんです。
なんということでしょう。(再び、ビフォーアフター風)
その言葉を聞いた時に、きっと私はものすごい形相で彼女を見つめていたと想われるので、かなり怖かったんじゃないかと反省いたしますが、心はもう、それどころではありません。
私がいない間に、iPhone捜索緊急対策本部スターバックスシーロム店の隊員達は偉業を成し遂げていた訳です。
以下、すこしだけ時計を戻してその奪回現場を再現して頂く事に致します。
---
「
このままじゃ、随分郊外へ離れてしまうわね。」
「
そうだね。
でも、悪い事ばかりじゃないよ。交通量も減ってくるから見つけやすくなる。チャンスかもしれない。」
と会話が続いています。
「
あら?
また、止まっているわ。その辺りに停車しているタクシー無い?」
「
うーん、
あれかな?
あ!
あの運転手、さっきもスクンビットにいた奴だ!
よーし、ちょっと声を掛けてみる。」
と、ボーイッシュガールがバイクを車の前方に止めて降り、タクシーのウィンドウをノックします。面倒くさそうに、運転手が反応します。
「
なんだよ、なにか用か?」
「
うちのお客がタクシーの中にiPhoneを忘れて困ってるんだ。ずっと探しているんだけど、あんた、持ってるだろ?」
と、いきなり詰め寄ります。
「
何言っているんだ、やぶからぼうに?
なにか証拠でもあるのか?」
「
あるから、こうして探せたんだろ?
あんたは日本人からのメッセージも受け取ってるはずだ。でも、無視して市内を走り回っている。」
「
確かに持っているがな。あとで届けようと思っていたところさ。」
と、促しますが、なにしろ売れば彼の月給の2−3ヶ月ぶんのシロモノです。敵もサルもの、引っ掻くもの、抵抗します。しかしながら、なぜこのように追っかけられるのか、不気味さを感じているのも事実。たぶん、警察に通報される可能性も感じ始めているはず。
「
まだ日本人はうちの店で待っている。さ、さっさと渡しな。急ぐんだからさ。」
こんな事を言い始めます。
「
日本人に返すのはいいとしてもだな、あんたをおいそれと信用する訳にも行かない。
返して欲しければ、日本人を連れてくるんだな。」
「
連れてくる間にあんたがいなくならないとも限らないよな?」
と押し問答が続きます。
ボーイッシュガールはアジアンビューティに電話で顛末を共有します。私がトゥクトゥクでホテルに荷物を取りにいっている間にこのような急展開になっていたのでありました。
「
そうなの。
わかったわ。じゃ、友人の日本人を後ろにのせて、店長がバイクでそこに向かうわ。」
「
そうか!分かった。じゃあ、ここで待ってる。」
と、なんと私の友人のげんちゃんももろに巻き込んで、tatsuow's iPhone回収部隊の出動と相成りました。バイクに股がっているのは、言わずもがなあの男性店長(捜索本部隊長兼任)の勇姿であります。

げんちゃんの紹介はまた、別エントリーでする事にいたしまして、まずは現場に向かうことに。
混んでいる市内とはいえ、そこはバイクの機動性、まもなく到着いたします。
すると、タクシー運転手も、
「
・・・。
本当に日本人が来たのか、なんでお前ら俺の場所が分かるんだ?
ほれ、返すよ。日本人に良かったな、と言ってやれ。」
と、捨てゼリフまがいに吐き捨てたかと想うと、あっさりiPhoneを渡します。
これが後に世に広く語り継がれることになる、
タイ国スタバ捜索隊iPhone奪回伝説
の誕生の瞬間なのでありました。(涙;<大粒>)
---
一方その頃の捜索本部の私。
そうとは知らず、敗戦ムードを全身に纏といながら、大きくため息を繰り返し、帰還したわけで、
彼女から第一報を聞いた時には、まさに全身鳥肌に包まれた衝撃の脳内物質分泌MAXの瞬間を迎えた訳であります。
unbelievable!
と何度繰り返したか、分かりません。
まるで夢遊病者のようにガランとした店内を練り歩き、片付けをしている店員さんに感謝を伝え、unbeliebavleを独り言的に繰り返し、病的オーラ発信しきりです。
そして約5分後、
最初にボーイッシュガールが捜索本部に帰還します。そして、いよいよ、店長(隊長兼任)とげんちゃん、そして長い長い旅に出ていた私のtatsuow'siPhone返還の瞬間であります。私がこれほどiPhoneを愛していたとは、自分でも気がつきませんでした。ごめんよ、iPhone。
現場のムードそのままにみなさまには連続写真での追体験をご用意いたしました。

あ、バイクが来た!

もう、店の前だ!

げんちゃん!隊長!

その手に持っているものは!


unbelievable!

unbelievable!


これはもう奇跡だ!


(写真左下、私の左手)
奪回!

「奇跡の国タイ⑥〜iPhone紛失!無尽の優しさを想ふ;完結編〜」に続く
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投稿者 tatsuow : 10:44 | コメント (3)
2011年02月20日
[ 02 私の仕事 | 03 プライベート ]
奇跡の国タイ④〜iPhone紛失!そしてカーチェイスへ!〜
(続編。①茫然自失 、②hotspotを探せ、③俺は一人じゃない、を先にどうぞ。)

「あたし、バイクで追っかけて、取ってきてやるよ。」
えええーーーっっっ???!!!
今、なんて言った?
と、心臓が止まるかと想ったほどにビックリしている私を置いて、振り返りながら笑う彼女の手先はバイクのキーを無造作に握りしめ、フルフェイスヘルメットに右手を突っ込んで、颯爽と店を出て行くのでありました。
戸惑うほどに驚いている私を見て、アジアンビューティは写真のような笑顔で諭すようにこう言います。
「彼女が取りにいってくれるってよ、良かったね。」
そんなことって、あるんでしょうか?
ボーイッシュガールもアルバイト中の身、乗りかかった舟とはいえ、見ず知らずの海外旅行者がおトボケで無くしてしまった携帯電話、しかも相手は見ず知らずのタクシー運転手、取り返すって言ったって凄まれたりするかもしれないし、そもそも見つかったって彼女にはなんのメリットもありません。
私くし、この時点で超感動してしまいまして、本当に少しウルウルしてきてしまいました。iPhoneを無くしただけで既にに少しだらし無い46才だのに、そこで泣いてしまったら輪をかけて格好悪い訳で、大人の威信にかけて涙をこらえたのですが、誰も見ていなかったら、大泣きしていた自信があります。(本当)
---
と感動しているうちに、私の指揮を離れて「緊急対策本部シーロム店」の捜査官達は捜索を継続しております。このiPadと、
バイクでタクシーを追っかけているボーイシュガールと捜索本部シーロム店アジアンビューティ隊員をつなぐ携帯電話がtatsuow's iPhonesの命運を握っております。
更にこの頃には店長らしき男の子も捜索隊リーダーに加わり、指揮を始めます。おお、なんと頼もしい。お店スタッフ5名総出(店長公認?!)での捜索態勢が轢かれておりました。

ところで、この店は本当にスターバックスなのか?
もしかしたら、政府系の特別捜査隊の仮の姿ではないのか?
私のiPhoneを救出しても外交的政治的メリットは何もないと想われるんですが、私にはもうこの子達がウルトラマンさえ背後から援護するウルトラ警備隊に見えてきてしまっている訳です。
---
さて、捜索は佳境を迎えたかに見えました。
・・・。実はここからの戦いが実に長かった。
「
聞こえる?
いま、サイアムからスクンビット方面に向かっているわ。」
「
OK.聞こえるよ。
ちょっと混んでいるけど、訳ないよ。すぐに追いつく。」
「
あれ?チットロムから動かないわね。その辺に黄色と緑のタクシー無い?」
「
うーん、あるんだけど、何台もあるんだよ。どれだろう?」
「
50代で痩せ型のドライバーと言っていたわ。
怪しい車があったらマークしてね。」
「
了解。ここから5台見えるから、車の間を縫ってドライバーの顔を確認してみる。」
と、言って彼女はそれこそ縫うように交通量の異常に多いバンコク市内を目的のタクシーを追いかけ、一台一台追っかけてくれている訳です。
皆様には映画でよく見るカーチェイスの回想をお願いいたします。

(回想時間5−10分、可能なら1時間半)
それでも捜索は困難を極めます。
また、例の緑と黄色のタクシーというのも、これまた異常に数の多いそれでして、該当車と想われる車に何度失望させられたか、知れません。
嗚呼。
15分、20分、30分と、時間が無情に過ぎていきます。
そして、これがなんと延々1時間以上は続くことになるとは。
嗚呼。
それでも40分がすぎた頃、アジアンビューティに質問してみます。ボーイッシュガールはもうタクシーのそばにいるの?
「
ええ、すぐ近くにいるわ。でもなかなか特定できないみたいなの。ごめんね。」
そんな、ごめんね、なんて滅相もありませんですよ。
読者の皆さんにもひとつ質問したいのですが、スターバックスでこんなこと言われたことがありますか?皆さんが無くしたものを店員総動員で探しまわってくれて、「ごめんね、まだ見つからないの。」なんて。
私くし、ここで二度目の号泣ポイントを迎える訳です。そしてまた涙をぐっとこらえる訳です。(手には握りこぶし)
---
そんなやりとりをしつつ、1時間が過ぎ、1時間半が過ぎ、相変わらずタクシーを特定できず、なにか敗戦ムードというか、空気が変わってきたことを感じ始めておりました。
ああ、ここからのプロセスは敗戦処理か、一時は期待したけどやはり無理だったか・・・。
そんな折、そんな空気を察してか、げんちゃんからはこんな一言が、
「そろそろお店の閉店時間だと思う。」
うん、そうか、もう夕方で、閉店か。日曜だもんね。
当然ながら、彼女達も帰宅の時間になる訳で、それを引き止める理由もなにもありませんし、むしろここまでの献身的な協力になにか感謝をしなければならない、どうしようか、タクシー運転手に差し出そうとおもっていた1500バーツをせめてお店においていこうか、などと考えていると、げんちゃんがさらに続けて、
「もう帰国便まであまり時間がないから、先にホテルに預けた荷物をとってきたらどう?
すくなくとも、ここにいてもなにも解決しないんだから。」
仰る通り、であります。
そうです、私にはもう時間がありません。
敗戦ムード色濃い現状でも最前を尽くし、出来ることを最後まできちんとすることが私に許された唯一の道、今年の目標「ちゃんと生きる」も傍らで想い出し、私は、店を一旦出て2kmほど先のホテルへタクシーを拾おうと探します。
こういうときに限ってなかなか捕まらない・・・。
で、想い切って初トゥクトゥクすることにしました。

ご存知の方も多いと想いますが、タイの名物移動手段トゥクトゥクとはこんな乗り物で、三輪バイクというか屋台自動車というか、とにかくタクシー機能を果たします。
課題がひとつあって、トゥクトゥクの運転手はタイ現地のベタベタのローカルドライバーであることが殆どで、英語が一切通じません。というか、タイ語以外は一切通じません。
ホテルの名前を言っても何にも通じないので、一旦はあきらめて、降りかけました。が、よく考えると、道をまっすぐ2km進めばほぼホテルの近辺にいきます。えーい、ままよ、再びドッカと座席(荷台?)に腰を下ろし、指を進行方向へ真っすぐに伸ばしてこう言います。
加えて、言葉が通じないならこの際日本語で、
「いいからあの夕日に向かってまっすぐ進んでくれ!!」
と、いうと私の情熱が伝わった模様で、「ほい、了解」を示唆する少しニヤけた感じの笑顔がバックミラーに映り込み、トゥクトゥクは私の意図通り走り始めましてくれました。

(この写真は実際のモノです。バックミラー要確認。)
このトゥクトゥクからは料金を言われなかったので、私から「20バーツ(約60円)?」と聞くと、ちょっと嬉しそうな笑顔でしたので、渡しましたが、本当はもっと安かったのかも知れません。
この道路の往復も渋滞でしたので、ヒヤヒヤしながらもなんとか荷物をピックアップし、スターバックスへ戻ります。
---
ホテルからスターバックスへ逆方向に戻る道すがら、この旅行の最終日、タイの過ぎ行く街並みをボーッと眺めながら、
少し現実に引き戻された感のある私は、 随分といろんなことに想いを馳せていた気がします。
日本に帰国したらソフトバンクショップへ行って紛失の届けでをしなきゃな、とか、保険て効いてないんだっけ、とか。
結局今回は150バーツボラレそうになって、相手は100バーツまで下げてきたんだけど、70バーツじゃないとダメ、とごねて、その30バーツ(約90円)にこだわったせいで、iPhone(7万円相当)を失ったんだな、なにが経済合理的だよ、とか。
タイの王宮や寺院は綺麗だったな、ゴルフ場も美しくプレイも楽しかったし、キャディは優しかったし、やっぱりまた、来たいなぁ、なんて。
46才一人旅、余す時間が僅かだったことと、サヨナラiPhone的気持ちですこし感傷的になっていたフシがあります。
ほどなく、捜索本部に帰着。

店舗の入り口には既にクローズの掛け看板。
げんちゃんはテーブルにおらず、また捜索緊急対策本部は自主解散した模様で、それも致し方ない、スタッフがお店の奥でなにやら洗い物などの片付けをしているような物音が、ガランとした店内に響きます。

私が店を出る前に遊びにきていたげんちゃんのお友達の女性が、お留守番のようで、ひとりポツンと座っておりましたので、私もその席へ着くのですが、彼女は当然日本語はできず、英語も不得意だそうですので会話が続きません。

なので、はぁー、このお店のスタッフは本当に優しかったな、タイ人て皆こんなに素敵な人達なのかな、このお店が特別なのかな、などとトゥクトゥク車上での感傷的回想の続きを始めておりました。
すると程なく、彼女からポツリと信じられない一言が・・・?!
「・・・ミッツカタヨ。」
ミッツカタ? ・・・?!
見つかった? ・・・?!
えええーーーっっっ???!!!
今、なんて言った?

「奇跡の国タイ⑤〜iPhone紛失!タクシーとの交渉、そしてついに!〜」へ続く
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投稿者 tatsuow : 15:01 | コメント (1)
2011年02月17日
[ 02 私の仕事 | 03 プライベート ]
奇跡の国タイ③〜海外でiPhone紛失!俺は一人ではない〜
(続編です。①茫然自失 、②hotspotを探せ を先にお読みくださいませ。)
ようやく見つけたtatsuow'siPhone。
mobilemeの機能をつかってこのiPhoneにメッセージを送ることが出来ます。
「メッセージ表示とサウンド再生」からタクシーの運転手へむけて唯一の通信手段です。
ええと、さっき半ばケンカして降りちゃったから、ただ「持ってきてくれ」では無視される可能性もあるでしょうし、「さっきはごめんね?」なんて言うのも変だから、そうだ、お金を幾らか払うと直裁に言うのが、良いだろう、じゃあ、150バーツ(450円)ボラレそうになったんだから、その3倍の500バーツなら反応するかな?
いやいや、こんなところでケチってる場合じゃない、思い切って1500バーツでどうだ!1日の売り上げくらいにはなるんだろうから、これなら飛んでくるに違いない!
ということで、メッセージです。
「このiPhoneを18時までにシーロム(中心街)のスターバックスまで持ってきてください。お礼に1500バーツ支払います。ご協力に感謝します。」
と、つたない英語で書いて送信!
おー、これであとは地図上のアイコンがこのお店に近づいてくるのを待てばよいんだ!良し!
先ほどのアジアンビューティ的女の子店員さんも私の手元を覗きにきてくれて、微笑んでくれました。お世話になりました。
---
待つこと10分、20分。・・・さらに時間経過。
タクシーは良いところまで来るのですが、なかなか近づいてきません。依然としてバンコク市内を縦横無尽に営業中。メッセージはもう10回くらい送っています。
もしかしたら、英語が読めないのかも・・・?!
と、ダメ元でアジアンビューティさんに頼んでみることにしました。私から、
「タクシーの運転手は英語が読めないのかもしれない。できればタイ語で同じメッセージを書いて送りたいんだけど、手伝ってくれない?」
と、言うと、あらそんなのお易い御用よ、とばかりにiPadを手に取ってくれました。彼女ホントに優しい人。
さて、ここでハードル一つ。
どうやってタイ語モードにするんでしたっけ?
ああ、これか、この「言語環境」ってやつから「言語」を「ช่วยนำโท」にすれば良いんだな、、分からんけど。きっと「タイ語」に違いない。
よっ、と。
うわっ!

と、見たことも無い文字が虫のように見えて驚いたんだけど、相手国の言語で驚くのも失礼だと想って、目眩がしてくる気分を悟られないように、今度はキーボード設定。
よし、これでOK!キーボードを切り替えてみると、

うわっ!
と、更なる四次元化に想わず声が漏れそうになったけど、咳払いで平静を保つ(っているように見えてる)ことに成功。
彼女は手際よくキーボードをタイプしてメッセージを送ります。
---
実はこの頃には彼女以外の店員さんも、どうしたどうした、とばかりに私のテーブルの周りに集まってきてくれてました。

一番右がアジアンビューティさん、顔を隠してしまっている真ん中の彼女はボーイッシュな感じの明るい笑顔、そして一番左はもうバイトは終わって私服に着替えているのに、心配して手伝ってくれ始めています。
おお!
あんなに心細かったのに今やこんなに素敵なチームが!
もはや私の「iPhone捜索緊急対策脳内本部」は発展的解消をし、「捜索緊急対策本部スターバックスシーロム店」に昇格しました。俺はもう一人ではない!なんて人情味に厚い人たちだ!三丁目の夕日すら見えそうです。
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そして、さらに時間が経過。
タクシーの運転手がもっている私のtatsuow'siPhoneにはこんなメッセージがサウンドともに表示されているはず。

もう、あの、何が書いてあるか頼んだ本人すら見当がつかないほどの異次元化をしている訳ですが、タクシーの運転手には間違いなく伝わるはず。
私が降りてから、その後の客が何人も乗っているはずなので、後部座席にそのまま置き去りとは考えられない。更にメッセージと一緒に鳴るサウンドは甲高く響き渡るので、それに気がつかない訳は無い。メッセージはタイ語で、しかもタクシー運転手の1日分の売り上げをお礼にわたすという条件付き。地図上のタクシーは割と近くにいて、その気なら交通渋滞の激しいバンコク市内でも10分程度でくるはず。
車は右折左折を繰り返して、とうとうあと一つ交差点を左に曲がればスターバックスの前の通りを通ることになる、mobilemeは若干のタイムラグと若干のエリアラグがあるが、ここまでくればもう間違いない!
居ても立ってもいられず、気がつけば、私は店の前に駆け出してました。アジアンビューティも一緒について来てくれます。もう、惚れてまうやろ。(爆)
車のカラーはイエローとグリーン、少し古い車でドライバーは50才代痩せ形、少々目つきが鋭い感じの・・・、
あっ!!来た!!

いや、違う、ドライバーが違う!
おおっ!これか?!

いや、また違うドライバーだ・・・?!
3−4台やり過ごしたんですが、いずれも違う。そしてもう5分も経っているので、あの左折ポイントからは時間が掛かりすぎている・・・?!
「お店に戻りましょう。何か変ね。」
と、アジアンビューティに促され、戻ります。
地図をみると、タクシーは店と違う方向へ随分と離れてしまっています。
どうしてだ?!なんで?!
と、混乱しているところへ、メールをみて「すぐいく」と返信してくれたげんちゃんが登場。
大変みたいだね、と同情してくれて、困った顔でこう解説してくれました。げんちゃん、曰く
「あのさ、
俺も一度無くしたことがあるんだけど、タクシーの運転手もiPhoneが高く売れることを知っているんだよね。
タイ国内では日本円で4万円相当、1万数千バーツくらいで取引されている。彼らの給料の2−3ヶ月分だよ。
だから持ってくるインセンティブが無いんだと思う。」
ワタクシ、ふたたび、
茫然自失。
良い気になって、1500バーツあげるなんて、運転手は鼻で笑っていたんですね。
時間はもう17時を大きく過ぎています。
なす術無し、か。
残念だが、あきらめるしか無いか・・・。
と、対策本部の解散を宣言しようか逡巡していると、先ほど顔を隠していた真ん中のボーイッシュガールから信じられない一言が・・・?!

「あたし、バイクで追っかけて、取ってきてやるよ。」
えええーーーっっっ???!!!
今、なんて言った?

「奇跡の国タイ④〜iPhone紛失!そしてカーチェイスへ!〜」へ続く
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投稿者 tatsuow : 22:41 | コメント (2)
