仕事をしていて想うこと ホットでクールな社長たちとの仕事/交流

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2008年12月30日

[ 02 私の仕事 ]

万年筆を使ってみよう

20081230mannenhitsu.jpg

先日の鳥取旅行万年筆博士 20081230hakase-eye.jpgに出会ったことから心が少し動きまして。

博士のところでオーダーするにはあまりにも「字」を知らないので、市販品を買ってみました。

これですこし自分自身、「文字を書く」と言うことを考え直して、然るべき時にまたあの万年筆に対峙しようと。と言っても仕事の効率上からはサインペンも併用です。

***

でも、この市況感が悪いときに手元のこと、というか自分の心のことを振り返る機会ができたというのはまんざら捨てたモノではないかも知れない、などと我田引水しております。

2009年からは、「字」をちゃんと書く、これも一つ静かに目標にしようと想う年末であります。

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投稿者 tatsuow : 09:26 | コメント (0)

2008年12月28日

[ 02 私の仕事 ]

初上陸! 鳥取は××天国だった③

200812machinami.jpg

鳥取市内、街のあちこちには巨匠 200812tokumochi-eye.jpg の作品が飾られていました。

(前回の続きですので、まだお読みで無い方はカニ天国①JAZZ天国②を先にどうぞ。)

上記写真のホテルの玄関、靴屋さんの入り口、カウンターバーの店内、交差点などなど。

「長年の苦労が少しずつ花を咲かせているんですよ。」

と、巨匠

お、ここにも。ショーウィンドーの中のマリリンモンローがセクシー。

200812monro-.jpg

ここは万年筆専門店。

鳥取駅にほど近い落ち着いた店構え。

巨匠 徳持耕一郎も愛用しているオーダーメイドの万年筆。お付き合いも古いらしく、翌日ご面談の機会を頂戴しました。

200812kobayasi-san.jpg

万年筆博士 先代社長の小林さん。

いまは万年筆職人の息子さんに代を譲って顧問のお立場。味わいある店内に静かに座っていらっしゃるお姿が実に様になっておられました。重みがあるけど、親しみやすくて格好良い。

その人がどのように字を書くかで、万年筆の重心やペン先の太い細いなども千差万別、材質やフックの長さまでも選択してお納めしているんだそうです。なんといまオーダーすると出来上がるのが1年半以上先。

しかし、このようにきめ細やかに作り上げてくれるお店は世界でも例がなく、ニューヨークなど海外からの発注も引きを切らず、受注残が山のようにたまっているそうです。

***

えー、私くし、これまで万年筆にお世話になった記憶がないんでありますが、ついつい興味が沸いてきまして。いくつかニーズを申し上げたんです。

「スケジュール帳にサインペンで書き込む習慣がついていて、結構な頻度で開いたり閉じたりします。なので、速乾性のインクがあるといいですねー。」

しかし、小林さんのお答えはこうでした。

「渡邊さん、残念ながらそのようなインクはありません。

 心を落ち着けて、読み手のことを考えて文章を連ねる。そういう作業をするときに万年筆は最もその力を発揮するものなんです。」

・・・。

このお答えには正直参りました。

人並みに忙しく暮らしているので、効率が良いメールやらなにやら便利に利用しますし、スケジュール帳もパッパと書き込むのは習慣化しています。

でも、このお答えは

心を落ち着ける時間をちゃんと持っていますか?そういう仕事をしてますか?

と、問われたも同然。

この鳥取旅行で、といいますか今年一年で一番重い問いかけだったかも知れません。先の質問、万年筆の重心や材質のことなどをいい気で聞いていたのですが、「字を書くと言うこと」について私が表面的にしか捉えていないことも見透かされたような気までしてきて、すこし恥ずかしくなってまいりました。あー、来年で45歳。

200812tanaka-san.jpg

この会話を横で黙って聞いている巨匠 徳持耕一郎の奥では、万年筆博士の田中さんが黙々と作業をこなしておられます。この後、博士が手を止めていろいろ細かい作業についても解説をしてくれました。あー、そんなに心を砕いて作業をしてるんですか。

この万年筆を使うのは、こちらも覚悟がいりそうです。

***

一泊二日のこの鳥取旅行。巨匠のお陰で、期待以上のモノになりました。いろいろ感ずるところもあって、ブログを書き出すと結構長くなっていまい、図らずも3部作になりました。

3作目も、「××天国だった!」で、締めたいとは想うものの、これ!というのを想い付きませんでした。でも、私にとって大きな心の転換を促してくれたこの時間が天国だったのは間違いがありません。(みなさん、なにかよい「××」があったら教えてください。)

***

景況感も不透明に終わる2008年。

カンタービレ、歌うように過ごせたかどうか、心落ち着けて振り返ってみたいと想います。

巨匠、徳持耕一郎様 200812tokumochi-eye.jpg 、鳥取のみなさま、大変お世話になりました。

また、お目にかかれる日を楽しみにしております。

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投稿者 tatsuow : 11:50 | コメント (0)

2008年12月27日

[ 03 プライベート ]

初上陸! 鳥取は××天国だった②

200812sushigin.jpg

さて、夜は早速鳥取の街に繰り出します。

前回①でご紹介したカニを食べたのはこの「魚屋 すし銀」。su_tennai_01.jpg

なんと入り口のシャッターには巨匠 徳持耕一郎のビッグピクチャが描かれておりました。なんともアヴァンギャルドな寿司屋さんであります。

でも、こんなものは序の口の序の口でありました。

このオーナーもJAZZが大好きらしく、なんとこの吹き抜けのスペースに演奏者が入って、しょっちゅうライブをしている、ということでした。

私ですら知っている日本の著名なJAZZプレイヤーとの親交も深いらしく、裏話もいろいろ聞かせていただきました。

「ドラムの○○、あいつは、実は変態やでー。」

などと、笑いっぱなしでした。オーナーはこんな方。

200812sushigin-kondosan.jpg

近藤忠和さん。

人柄の滲み出る関西弁が軽妙で、連発される下ネタに腹を抱えました。今年で一番腹筋を使ったか。

で、このオーナー侮れません。なんと、なんと、あのロンカーターのライブを主催したことがあるそうです。えーっ?!

私と同世代ならばロンカーターご存じない方もこれは見覚え、聞き覚えがあるでしょう。世界的なジャズベーシスト。

なんと2年連続でホテルでのライブを主催したんだそうです。寿司屋ですよねー?この店。

で、結局この時はカニはたらふく食べたんですが、寿司は食べませんでした。というか、出ませんでした。よくよく聞いてみるとお寿司を出すことは希なんだそうです。

「 寿司はなかなかださんでー。よう頼まれるんやけどな、

 『10年早い』ってゆうてやるんよ。わはは。

 で、どうしても食べたいいう客には、仕方がない。出前をとってやる。わははは。」

と、これが私的にはツボに填ってしまいまして。この後はもうなんだか判らないぐらいに笑っておりました。冗談かと想って聞いていたんですが、どうやら本当らしい。寿司屋ですよねー?この店。

JAZZが流れているお店がJAZZYな感じなのは当たり前なんですが、どうもこのお店はスピリッツがJAZZだ!という感じでした。笑いこけながら、寿司を出さない理由を聞いてみるとオーナーはこう続けます。

「 こっちは寿司にぎっとった方が楽やねん。

 でも寿司出すとそれなりに値段もするやろ。この街の連中にはそんなもの合わん。腹も一杯にならんやろ。」

とのこと。商売上の戦略と言ってしまえば、それまでですが。相手がこういう旋律できたら、こう返す。JAZZの世界ではよく言う即興性が感じらるんです。その旋律はかなり独特なモノ。アヴァンギャルドなのはシャッターだけではなかった。で、関西弁の妙なのか優しさというか深みを背景に感じてなりません。

巨匠、徳持耕一郎 200812270951.jpg が私をまず連れて行ってくれた店(多分すし屋)、そこは笑いに包まれたJAZZ天国でありました。

次回へ続きます。

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投稿者 tatsuow : 09:57 | コメント (0)

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