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2008年06月29日

[ 02 私の仕事 ]

株主総会での感動的な

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ここ2週間はちょっと慌ただしかったです。

関与しているいくつかの会社の株主総会へ出席しておりました。

一番大変なのは、議長を務める社長であり、また準備に追われる事務局なんですが、お役目がそれほどない私でも少し胃が持ち上がる感じです。

というのも株主総会では、経営陣は毎年株主様からの厳しい質問に晒され、改めて姿勢を正すことも多く、そしてまた新たな気持ちで新年度に向かっていく、そんな時期でもあるからであります。

さて、ある日のある会社の株主総会。

議長の報告事項と決議事項の説明があり、株主の皆さんに質問・ご意見を賜るのですが、ある方の手が挙がりました。議長が指名をしてその方にマイクが渡されます。最初の質問でもあり、会社側もある意味緊張感をもって質問に聞き入ります。

「出席番号**番の○○です。

いろいろと環境の変化の激しい中、業界の動向も大変厳しいと存じます。経営者の方々の努力には大変感謝しており、ご努力に敬意を表します。」

と、冒頭に感謝の言葉を頂戴しまして、この後に厳しい質問が続くことをある程度覚悟しながらメモを取り続けるのですが、株主様曰く、

「以上です。引き続き頑張ってください。」

へ?

・・・?

終わりですか?!

私より一回り半くらい年配に見えた男性は、とても紳士的な口調で、穏やかに優しげに上記メッセージを述べられました。このメッセージを言うためだけに、審議の冒頭に挙手をされて発言くださったのですね。メッセージのすべてが我々に対する応援だったのですね。

・・・。

過去7-8年くらいこのような株主総会に毎年出席する立場でありますが、応援メッセージだけを発した方にお目に掛かったのは初めてであります。しかも質疑の冒頭に。私、不覚にも壇上でウルウルしてしまいました。この調子であと30秒語り続けられたら危なかったです。

その後の会場の雰囲気にも影響があったような気がします。なにか優しい雰囲気で進行していったような、そんな感じを確かに感じました。総会を無事に終え、控え室にもどる役員の方々ともお話ししましたが、皆さんある程度私と同じように感じていたようです。

会社の経営でありますから、叱られても褒められても、事業に対してきちんと対峙して行かなければならないのですが、やはりホロリとしてしまった出来事でありました。

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投稿者 tatsuow : 2008年06月29日 12:00

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