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2008年05月13日
[ 02 私の仕事 ]
経営のメタボを脱却せよ 3
※ このエントリは 私の寄稿した記事が日経BPのコラムで紹介されているのですが、原文を公開するものです。続編なのでまずはこちらをお読みください。
売上/費用と利益
摂取エネルギーとは、我々が朝昼晩とる食事にほかなりません。また、燃焼エネルギーとは「基礎代謝+活動代謝」です。「摂取」と「燃焼」の差分で体脂肪が貯まるか減るかが決まります。これは「売上」と「経費」の差分で「利益」がでるのとすごくよく似ています。そのように考えた結果、私は経費の節減にも取り組みました。栄養に関する知識が体系的になったこともあり、私は間食を止め、アルコールのつまみを必要以上取らなくなりました。要するに「無駄な摂取をやめた」=「無駄な経費を使わなくなった」、ということです。
当然ながら売上の増進にも励みます。とは言っても短時間ですが、筋力トレーニングを規定時間こなしていきます。基礎代謝に加えて活動代謝を確保していったわけです。
資産の部
そのように代替して考えるとますます共通項が多いのに気づかされます。体組成はまさに「貸借対照表」そのものです。
皆さんの身体の「資産の部」はどのような構成になっているでしょうか。生活(経営維持)に必要な筋肉量は確保されているでしょうか。売上によって経営が成り立っているのは言うまでもありませんが、身体エネルギーの燃焼はその大きな部分を筋肉に負っています。つまりトレーニングを通じて肥大化した筋肉は基礎代謝をもおおきく向上させます。基礎代謝とは心臓の鼓動や脳の活動など、意識とは関係のない生命維持に必要な活動ですが、この代謝は成人男性で約1,500-2,000Kcalくらいあると言われています。これに加えて歩いたり走ったりする活動代謝が上乗せされ、2,000-2,500Kcalくらいが一日に燃焼されるエネルギーということになります。短時間でも、適正なトレーニングによって、筋力を月に1Kg程度増量させることは可能です。筋肉1kgの増加によって約60-100Kcalくらいが基礎代謝に上乗せされるのがわかっています。増えた筋肉は当然活動代謝も押し上げます。
筋肉はエネルギー燃焼に寄与しますので、つまり固定的売上を計上してくれる優良資産、不動産に例えれば収益物件とよく似ている、ということになります。
つまり、筋肉は資産の部に優良資産として「資産計上」できるわけです。
「ビール腹」を抱えて奮闘していらっしゃる方も多いと想いますが、その「ビール腹」の根源、体脂肪はどのように考えたら良いでしょうか。身体はエネルギーを口から食べたものですべて補います。このエネルギーは経営に例えると、2つのことを同時にこなしていることになります。ひとつは、活動の燃料となるエネルギーに直接結びつくもの。そしてもうひとつは、身体の体組成「設備投資」にかかるものです。体脂肪はエネルギーの蓄えですから、もちろんプラスに働く要素はあるのですが、問題は抱えすぎた場合のことです。「不良在庫」とも考えられますし、うまく稼働しない「不良設備」とも捕らえられます。要するに余計なコストを生み出す「不良資産」であることは間違いありません。
前述した私のダイエットは「不良在庫」たる体脂肪を「営業」(燃焼)活動によって減少させ、結果として、「収益物件たる優良資産」(筋肉量)を獲得(増加)した、ということが言えると想います。
負債の部
さらに当てはめていくことができます。
深夜。アルコールのあとのラーメンは実においしく感じます。アルコールには利尿作用があるので、小用が近くなりますが、このときに塩分を一緒に排出します。すると、脂っこいものや塩辛いものなどを「おいしい」と感じます。が、睡眠時に体はほとんどエネルギーを必要としないことから、脂質を多く含んだラーメンは、実にそのほとんどが体脂肪として蓄えられることを覚悟しなければなりません。
つまり、この習慣は「負債」を抱えていて「経費」たる金利を払っているようなものです。ラーメンをアルコールの〆に食べるそのような習慣は「負債」と位置づけてみます。
・・・と、また長いので次のエントリに続きます。
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投稿者 tatsuow : 2008年05月13日 13:56
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