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2007年11月04日
[ 02 私の仕事 ]
5年後の自分が期待する自分
吉野家の安部社長。
(お知り合いではありません)
先日、テレビのトーク番組でお顔を拝見しました。
2度の経営危機から見事復活を果たしたその秘密は?!というようなトーンで番組は進行していきました。
この人素晴らしいリーダーだな、と想いました。
何が、って。
いや、いろいろお話しされてたんですが。
あの狂牛病の問題で牛肉の輸入がストップしたとき、いろいろ手を尽くして、なんとかオーストラリアからの輸入に目処が立ったそうなんです。
でも、彼はアメリカ牛にこだわりました。
みんなが待ち望んでいる牛丼の再開は見送ったんですよね。
その時の決断について語っておられました。
こんな感じです。
「吉野家のファンが許してくれないと思ったんです。
オーストラリア牛を使えば確かに牛丼は提供できるけど、微妙に肉の質が違うので、タレの調合も変えなくてはならない。
長年のファンがそれに気が付かないわけがない。
『これは吉野家の牛丼じゃない!』 って言うだろう、と思ったんです。
悔しかったけど仕方がない。それで提供しなかったんです。」
どうしてそんな風に想ったんですか?と聞かれて、彼の言葉が続きます。
「そういう重要な判断をするときには、3-5年後の自分が今の自分の判断を支持するかどうか、考えてみるんです。長期的な視野に立つと別の視点で物事が判断できる。
迷ったときにはいつもそうすることにしています。」
いやー、この言葉、とても好きです。
5年後の自分が期待する今の自分。
大事な判断をするときでも差し迫った事情に左右されて、つい安直な路を選択してしまうことはありがちですが。緩やかに戒めつつ、かつ大いに勇気づけられる言葉であります。
吉野屋の安部社長、素晴らしいリーダーだと想います。お言葉、宝物に致します。
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投稿者 tatsuow : 2007年11月04日 23:14


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