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2007年06月12日
[ 02 私の仕事 ]
「数億円のハズデース!」
「
そんな説明はいいから、私が投資した1,000万円の株を一体いくらで買ってくれるのか、ハッキリしてくだサーイ!!」
ある日の午後。
まばらなお客、日当たりの良いカフェ。
流暢の部類に入る日本語ですが、 店中に響き渡るエキサイトした声でした。
あるソフトウェアの会社<A社>が財務的な危機に陥り、スポンサーを探しているので力を貸して欲しい、と知人からヘルプが。
この売却側<A社>社長
は米国の有名工学大学のMBAホルダーで、人間的にも穏やかな感じ。ソフトウェア製品も見ましたが、技術力は確かで、その事業性は認められました。しかし、会社の財務状況は惨憺たるもの。ちなみにオフィスもすこし散らかった印象。総勘定元帳等、会計帳簿もつぶさにみましたが、どうも余計な支出がおおく、いわゆる「マネジメント」がなされていない状況でした。
技術者である社長もそれを認めており、当該会社にM&A等の"大手術"を施し、そのあとに自分は技術開発に徹して、マネジメントを誰かに任せたい、という認識でした。
で、交渉が最終コーナーを曲がっていた頃。
<A社>社長
が連れてきた人物、彼の肉親で大株主Bさん
、少々興奮気味です。
交渉は最終コーナーだったのすが、仕方がないので最初から状況を説明し、スポンサーのスタンスや当のこの会社の財務状況から考える企業価値、などなどを説明していたのですが、どうもこの大株主、自分が投資したオカネの殆どが回収できないとわかった頃、キレちゃったみたいです。
「
この事業計画の作成には私も協力シマシタ!社長の技術力と合わせれば、いまでも数億円の価値はあるハズデース!!」
そんなこと言われても、利益はないし、純資産は底をついているし、いいところありません。
どう試算しても買収金額、数億円というのはムチャな話。 いや、試算するまでもないよ、こりゃ。
しばらくの沈黙・・・。
一緒にいたスポンサー側の社長
がやっと口を開いたかと思うと・・・。
# スポンサー側の社長が福山社長に似ていますが、他人のそら似です。本内容と関係ありません。たまたまです。
<失礼。ちょっとお出かけの時間なので、一旦区切ります。続きはこちらから。>
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投稿者 tatsuow : 2007年06月12日 18:15


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