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2007年06月04日
[ 02 私の仕事 ]
ヤツが起こしたセクハラ事件 3
「親愛の情を込める?君の方の『情』がこもっていれば、相手の女性がどんな気持ちかは関係ないと言うことか?」
「君が言っていることは言い訳にすらなっていない。」
「今回の事は完全に君に非がある。いまの言い訳も含めて教科書にそのまま載っているようなセクハラだ。」
※ このエントリーは、「ヤツが起こしたセクハラ事件 2 」の続編です。まだお読みになっていない方はそちらからどうぞ。
社長は**部長
を大声で喝破しました。
社長室の外にも怒鳴り声は響きます。
ぐうの音も出ず、さすがの部長もかなり凹んでいる様子。でも、社長は追求の手を緩めません。
**部長がどこかで言い訳体質をもっていること、最後の最後で自分の逃げ道をつくること、などなど、周りの社員がなんとなく 「 クセ 」だと思っていた事柄を、正面からなんどもなんどもぶつけていきます。
そう、もはや、セクハラのことなどほんの一部かとも思われるほど、彼の 「 自己認識 」 を改める作業に移っていました。
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小一時間経ったでしょうか。 社長室を出てきた二人。
そして、社長のかけ声で全社員が社長室の前に招集されました。

「皆ももう知っていると思うが、昨日の夜の件で**部長から話がある。よく聞いてくれ。」
社長の前フリはこれだけで、**
部長が続きます。
「皆様、今般は私の破廉恥な行動により、大変ご迷惑、ご心配をおかけしました。さきほど、当の本人にお詫びをし、許しを請いました。二度とこのようなことを起こしませんので、皆様にもお許しを頂ければと思います。本当に申し訳ありませんでした。」
うって変わって、謙虚な態度と言葉でした。
あの彼がかなり恥ずかしそうにオドオドしながら、謝罪を繰り返します。
この謝罪はものの5分程度だったと思いますが、社内の鎮静効果はテキメンでした。
社長の判断の素早さが問題の解決に大きく貢献したようです。
併せて、社内にセクハラ対策委員会なるものが置かれることも管理部長より発表されました。これまた素早い。
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後日。
**部長
はどうなったかというと。
セクハラこそしなかったものの、あまり変らなかったかも知れません。
で、半年も経たないうちに、会社を辞めてしまいました。
当時、退職の理由はいろいろ言っていたと想いますが、結局は彼自身が変わることができなかったんだと私は想います。
他人が認識する「自分」と、自分が認識する「自分」。そのギャップを、彼自身が認められなかった。
柄にもなく声を荒げた社長の思いも届かなかった、ということでしょうか。
いま、想いだしても・・・、なんとも後味の悪い事件であります。
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投稿者 tatsuow : 2007年06月04日 18:00

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