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2007年01月29日

[ 02 私の仕事 ]

寄生的間接費の罠

yadorigi.jpg

上記は「 ミズナラの枝に寄生したヤドリギ 」だそうです。

寄生とはWikipediaによれば、

1. Aが、Bが得た、または当然得るはずの栄養摂取源を取得すること。
2. Aが、Bの体内か体表面、あるいはそれに近い位置にいること。
3. この関係が一定期間続くこと。
4. BはAの存在によって利益を得ないこと。

だそうです。

さて。

先日、ある会社が民事再生に掛かったというので、状況をヒアリングしに行く機会がありました。

社長はojisan.jpg本当に人の良さそうな人で、私より一回りご年配。

一通り、話を聞いて帰ってきたのですが、当方もデューデリジェンス (評価作業のこと) を行うために一切合切の資料を持って帰りました。

翌日、いろいろと拝見してみるに、どうも妙な間接費が多いことに気づかされます。

「経済合理性のない顧問料などは支払いを止めて、ビジネス再生のできるコンサルタントを早急に手配すること!」

同社の顧問弁護士の先生のコメントを資料の中に発見しました。

なるほど、どう見ても二重コストになっていると思われる複数の税理士、会計士、経営コンサルタントへの顧問料。ベンチャーキャピタルの要請で「コンサル」名目で相当な額を支払っている監査法人。 (株式公開の予定などまだ立ちゃしないのに)

月額のコストでどう見ても200万円-250万円くらいは無駄な支出であるのが容易に見て取れます。

弁護士のコメントはよく見ると一年前のモノです。(ちゃんとコメントしたのに流されたこの先生も可哀想)

指摘を受けながら、一年も放置し、結果民事再生を選択した (せざるをえなかった) のか・・・。

なんだか、切ないです。

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ドラッカー教授、どのように考えられますか?

drucker-eye.jpg おめたちゃ、もっとマジメにやれー! ♪天国良いとこ一度はおいで・・・

というようなことを言うわけはありませんが。

植物と違って、行動できるのに・・・、と想ってしまいます。

追い打ちを掛けるようでツラいですが、請われるがママに無駄な支払いを重ねた社長の意思の弱さソレを止められない経営陣、それらがもたらす悲劇に想いを巡らせた一日でした。

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投稿者 tatsuow : 20:47 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月27日

[ 03 プライベート ]

落ち着いたオチツイタ

RAIZ-shop.jpg

3-4週間に一度、髪の毛を切りにいつもの店に行きます。青山にあるRAIZ。ハワイの店もいろいろブログに書かれているようです。

シャンプーをしてもらうのは、お店のスタッフの女性なのですが、もうすっかり顔なじみになっているので皆笑顔で迎えてくれます。

この日は新入りの子が迎えてくれて、

「背が高いですね-。」

と、声を掛けてくれたので、

「いえいえ、胴が長いんです。」

と言ったら、ケラケラと笑ってくれました。

シャンプー台でも笑ってくれていたので、ついつい

「力を入れるともっと伸びます。」

と追加したら、ツボにはまってくれたみたいで、さらに笑ってくれました。

「何を食べると伸びるんですか?」

と聞かれたので、

「うーん、うどんかな。うどん食べてますか?」

「あ、はい、今度私も食べてみます。」

「そうそう、はやく食べないとのびちゃうからね。」

・・・平日の夕方に近い静かな時間、オチツイタやりとりでした。(俺も、今年で43か・・・)

お後がよろしいようで。

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投稿者 tatsuow : 14:19 | コメント (0) | トラックバック

2007年01月23日

[ 02 私の仕事 ]

「利益が目的」的逸脱

syatyou.jpg 「利益とキャッシュフローの向上が会社の目的だ!」

・・・。

言い切ってしまいました。

以前 「 タマネギ理論 」のエントリでご紹介した社長syatyou.jpgです。

全社員を集めて、就任後しばらくしてからの事でした。当時はそのようなディレクションがどのような結果をもたらすか、意見をするのにもイマイチ自信が持てず、違和感gorgo.jpgは感じるモノの、私自身は反対アクションはせずという状況でした。

営業や生産部門はこの 「 勅命 」 後に話し合いを持ち、新社長の方針に従うべく、いろいろと活動を進めていきました。

結果はご想像に任せますが、惨憺たるモノだったことだけは確かです。簡単にいうと、事業どころか大きく逸れて、傾いていきました。予感していたよりもずっと早く。

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こういう時にはドラッカー教授drucker-eye.jpgに教えを乞いましょう。

いま、次の節を噛み締めて、あのときの違和感gorgo.jpgを想い出しています。

では、教授、お願いします。

drucker-eye.jpg事業の目標として利益を強調するときは事業の存続を危うくするところまでマネジメントを誤らせる。

今日の利益のために明日を犠牲にする。売りやすい製品に力を入れ、明日のための製品をないがしろにする。

研究開発、販売促進、設備投資をめまぐるしく変える。そして何よりも資本収益率の足を引っ張る投資を避ける

そのため、設備は危険なほどに老朽化する。言い換えればもっとも拙劣なマネジメントを行うよう仕向けられる。」  



有り難いお言葉、 「現代の経営 (上);p82 」から引用です。

ドラッカー教授って結構キツい言葉も使うんですね。

「拙劣なマネジメント・・・」だそうです。

気をつけましょう、皆さん。

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投稿者 tatsuow : 16:49 | コメント (0) | トラックバック

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