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2006年06月25日
[ 03 プライベート ]
やさしい笑顔でお願いします
「どうして分らないの?早く答えて!!」
「いつもジュース飲んでるでしょ?!」
「ひとつ判ったら、さっさと先に進んで!!」
地下鉄でとなりに座った親子連れ。私の向こう側には、3-4歳くらいの可愛い女の子が座っており、こちら側にはママが座っています。どうも幼稚園で配られたらしきA3サイズの宿題プリントが、ママの膝の上に拡げられており、女の子がママに教わっているようです。こんな紙です。
「上の段のコップの中の氷をどけたら、残った水の量はどうなるか、線で結びましょうね。」
というような質問が紙に書いてあったのでしょうか。娘にそれを答えさせようとしてママが白熱しています。しかしながら、ママの声が少々甲高く、多少大きめ。車両に居合わせた向かい側の席はもちろん、ドアのそばに立っている人くらいまでは余裕で聞こえる音量です。
きっと何年か前は丸の内あたりのOLで大きな会社に勤めていたんじゃないか
と思われる、しかも割とキレイな風情のママでした。
でも、言葉はすごくキツイ。
関係のない、私が隣で聞いていても、ちょっと刺さってきて痛い。当然、隣で教わっている女の子の顔は困惑そのもの。 子供でもこんなに困った顔が出来るんだ、と改めて思ったほどです。眉毛が、どんどんへの字型につり上がって女の子は半ベソになってしまいました。一駅、二駅と過ぎますが、ママの「教育」は一向に収まる気配を見せ無いどころか、ますますエスカレート。
とうとう女の子は、そのちいちゃな手で、顔を一杯に覆って泣き出してしまいます。
向かい側の席に座っている女子高生風の女の子が気を遣っている様子で、女の子に向かって引きつりながら微笑みかけ始めました。背を向けて前に立っていた女性も、怪訝な顔で親子を見下ろします。私も、よっぽど止めに入ろうかと思ったほどでした。 (いや、ホント) 幸か不幸か、私の降りる駅が先にやってきました。後ろ髪を引かれながらも、電車を後にします。
電車を降りた後も、忙しいはずなのに親子 (というか女の子) の事が気になって気になって仕方がありません。今もこの記事を書いていて、あの女の子の気持ちを考えると、本当に切なくなってきてしまいます。 俺ってバカだと振り返ってみて、自分で自分を慰めてみたりします。あーぁ。
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数年前にウチのママの誕生日にプレゼントした本です。
・「励ましてあげれば、子供は自信を持つようになる」
・「褒めてあげれば、子供は明るい子に育つ」
・「認めてあげれば、子供は自分が好きになる」
本の中にはいくつもの素晴らしい言葉があります。あの電車ママにはもう届かない言葉です。いつか若い女性をしかりとばした時のように何故出来なかったのか、などと意味のない反省をしてる場合じゃありませんが、お子さんをもつ方や、部下をもつ方に一読して頂きたいモノです。
全国のママさん、パパさん、子供には優しい笑顔でお願いします。私もそうします。
投稿者 tatsuow : 2006年06月25日 14:21
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