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2006年06月23日
[ 02 私の仕事 ]
株式会社の生い立ち
「俺は金持ちだが、もっと財産を殖(ふや)したい。しかし、これと言って特に技能はない。」
「俺は船乗りで、船長だ。宝を見つけることがきっと出来る。宝は高く売れるぞ。」
「それでは俺一人ではムリだ。金持ち仲間と共同で金を出そう。」
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「金を出せって? 判った。じゃ、3,333万ベリーは俺が出すよ。」
「よし。じゃ、残りの6,667万ベリーは俺がだす。分け前はそれに従って、お前が1/3, 俺が2/3だ。」
「それぞれ出した金を失う。そう言うことだ。船長に言っておく。」
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ということが、この東京証券取引所のこのページに書いてあります。もともとは、上の会話のような単純なしくみだったものが、約400年掛けて現在の株式会社の姿になったのですね。
重要な趣旨の一つ、分け前を考える方法としては、要するに木の株に例えて、
「この木を株から育てて、実がなったら株の持ち分に比して、分けようぜ」
という趣旨だそうですので、株式会社というのは " 「株」式の会社 " ということなんですね。
もう一つ重要なことは、それぞれが目的を達成する「共同体」になっている、ということです。上記の登場人物にはそれぞれ、特徴があります。お金持ち、特殊技能を持っている人、それぞれの仲間など、様々な人が「宝探し」に関わっているのが、判ります。それぞれの目的が違うにもかかわらず、彼らは上記のような「共同体」をつくることができたのですね。これが株式会社の始まりと言われています。
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もう少し大きく捕らえると、元々、「経済;エコノミクス」という言葉はギリシャ語の「オイコノミクス」から派生したらしいです。「共同体のあり方」という意味らしいんです。
竹中大臣が、コピーライターの佐藤雅彦さんと出版された「経済ってそういうことだったのか会議」の冒頭にこの言葉があったかと思います。コピーライターの佐藤さんが、
「経済って、あまり興味がなかったんだけど、「共同体のあり方」って聞くと見方が全然変わっちゃいますね。」
というような、コメントをされていて印象的です。
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投稿者 tatsuow : 2006年06月23日 10:56

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