2006年03月03日
[ 02 私の仕事 ]
格差
三浦展さんの著作、「下流社会」。「一億総中流」と言われた意識から、新たな階層である下流社会が形成されつつある、 ということを様々なデータに基づいて綴ってあります。例えば、意識の変化については、

とこんな感じで、筆者の思いこみではない各種データの分析を積み上げた作品です。
最近、「格差」とか「格差社会」が話題になっています。「勝ち組・負け組」などいろいろな言われ方をしますが、ほとんどの場合、 "収入"についての格差・優劣を論じているように感じます。上記の書籍もそのカテゴリーに分類されるのでしょう。
ちょっと違和感を感じてます。収入が多い人が勝ちで、少ない人が負けっていう前提がいつのまにか出来ていることです。 そりゃ少しのお金は必要ですが、 昨年より100万多い人が100万円分幸せとは限りませんよね。
こんな番組を知ってますか。
など、私は結構楽しみにしてたりします。サラリーマンをリタイアしてペンションを始めた、とか、 学生のときに初めて訪れたこの景色が忘れられずに、不安がる妻を説得して移り住んできた、とかそんな話が満載です。
この番組に登場するご夫婦や家族は多分 " 収入 "は決して多くないのでしょう。月々10万円で暮らしているという方々ですので、 年収1,000万円ということは無いでしょう。でも、とても幸せそうに映っています。都会のDINKSに比べて、 どっちが幸せかというと簡単に比較できません。私も含めて、こういう暮らしに憧れる人は確実にいますよね。
「収入格差」よりも「幸せ格差」の方が問題だと思うんですよね。国会では論じようがないと思いますが。で、「幸せ格差」の「幸せ」 って自分で定義をする必要があるんですけど、どうもこれが難しいんですよね。だからみんな「収入」に置き換えちゃう。
私自身も、自分の幸せを説明する自信がようやく付いてきたと感じますが、皆さんはどうでしょうか。
# メールを頂いた王様へ 今回 「王様に捧ぐ」つもりで書き始めたのですが、 いろいろと推敲するうちにテーマがずれてしまいました。また、そのうちに書き連ねます。ご容赦ください。
投稿者 tatsuow : 2006年03月03日 06:40


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