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2006年01月04日
[ 02 私の仕事 ]
アフターゲイツ31年
ちょっと今回は趣向を変えて。
最近講演をする機会が何度かありました。「過去10年のIT業界と新興市場のベンチャー企業」 なんていうテーマでお話しさせて頂きました。しかしながら、 ITについては過去の検証に重きを置いたために、 10年後の職場環境やリビングがどのような姿になっているかについては、少々抽象的なお話になってしまいました。 その意味で今回は私のセミナーを聴講頂いた方への補足としたいと思います。2016年、アフターゲイツ(AG) 31年※がどのような社会か、ということですね。・・・私は52歳か。
全番組全録画の時代
インターネット白書2005のデータから 「次に購入したいモノ」のトップがHDDレコーダーであることをご説明しました。
実は自分でも年末にHDDレコーダーを再購入してみました。250GB。「おまかせ録画」で興味が(多少でも) ある番組は勝手に録画されていって、あとで好きな時に見ることが出来ます。普通の画質でとっても200時間くらいは保存できます。
これが10年後にどうなるか。HDDの容量の進化がどのようになっているかで予測が出来ます。ちょっと表を作ってみました。 
HDD容量の進化はおおよそ1.80倍/年で見当が付きます。これは皆様の経験的にもあっているかと思います。 私も1991年頃に40MBのHDDを5万円程度で購入した記憶があります。
で、2000年頃には8GB程度のハードディスク搭載のPCを購入した記憶があります。これも左図とあってます。 2003年には80GB程度のHDDも2万円程度で購入しました。
で、昨年末には250GBHDDレコーダーを10万円程度で買いました。1.8倍/年で大容量化、という数字は当らずとも遠からじ、 大体あってますね。(外付け250GBHDDは約2万円程度でしょうか。)
じゃあ、AG31年(2016年)。左図によればサイズはすでにTB(テラバイト)。市場では多分PB(ペタバイト) サイズのHDDも高価ながら出回っている頃でしょう。
AG31年に普及しているサイズは計算によると96TBです。 約100TB。これがどのような容量かというと、全番組全録画に十分なサイズといえます。
4GB(高画質録画容量 / h) × 24時間 × 100チャンネル × 7日間
とするならば、約74TBの容量が必要になるのですが、 AG31年は左図によれば96TBとなっています。 これは全番組全録画が可能と言うことになりますね。
実際には映像圧縮技術が進んだり、大小含めて様々な技術革新がありますので、もう何年か早く実現する可能性があるということです。 いずれにしてももはや「時間の問題」ですね。地上波、 BS,CSならびにGyaoのようなネット番組も含めて代表的なものはすべて録画出来てしまうと言うことか。
蛇足ですが。人間の一生分の映像データ(自分自身を映した場合)、産まれてから死ぬまで80年とすると睡眠時間も含めて、 約4PBあれば足りてしまうことになります。計算してみて下さい。 MB換算だと40億MBです。フロッピーディスク40億枚分!そう言う容量を扱う時代にすでに入ってきているのですね。
「ネットワーク社会」とよく言われますが、大容量記憶装置と表裏の関係ですね。気が付けば、私もiPod(30GB) やデジタルカメラ(512MB)、PDA(1GB)なども合わせると約40GB弱を持ち歩いています。 AG31年にはどのくらい持ち歩いているのでしょうか。
※)1985年にWindows1.0の発売がされました。 日本ではWindows1.22だったかと思います。まだ、MS-DOS2.1とか3.0の頃が普及している頃でしょうか。 この1985年を「ゲイツ元年」と呼んでいるのは大前研一さんという方です。別の機会に大前さんのことについては触れますが、 ゲイツ元年から数えて今年はアフターゲイツ21年(AG21)です。
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投稿者 tatsuow : 2006年01月04日 08:07
コメント
こんな記事を書いたら、月刊アスキーの1月号で元マイクロソフトの古川さんとトロンの坂村さんが未来対談をしていました。
夢がありますねぇ。
投稿者 渡邊 龍男 : 2006年01月22日 16:41

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